くも膜下出血の予後について

くも膜下出血の死亡率は約30パーセントから45パーセントだと言われています。
34パーセントの人が後遺症が残り、36パーセントの人が回復して社会復帰
しているそうです。

植物状態になってしまったり、麻痺が出たり失語になるなどの重い後遺症に
悩む人も多いようです。

くも膜下出血の予後が悪い原因としては、初期の脳損傷、再出血、脳血管攣縮、
手術合併症などがあります。

初期の脳損傷は、最初の出血によって起き、さまざまな障害を残します。
動脈瘤が破裂するのと同時に、血液がくも膜下にたまり、ひどくなると
脳内にも出血がおこります。

出血すると脳が水分を含み、腫れるため、頭蓋内圧が高くなります。

頭蓋内圧が高くなると脳の血管にも圧力がかかり、脳に十分な血液を
送ることができなくなり、結果、脳の機能が低下していくのです。

例えば、意識がなくなる、昏睡、呼吸が一時的にできなくなる、
不整脈や肺水腫など、生命維持にかかわる機能が低下します。

さらにひどい状態になると、瞳孔が開いたり、呼吸が停止します。
これらのことも、くも膜下出血の死亡原因に関係しています。

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